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 2007年01月 

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BMWのクラッッチ 



070117-01.jpg


R1150Rロードスターにセットバック。

いいえ、本当は850でした。



今日は昨日から降り出した雨が午前中まで降り続き、

昨日撮影できなかったBMW R1100RTと

F650CSスカーバーの撮影は出来ませんでした。

ヤフーオークションに出品する準備をしながら

ブログの更新のことを考えていたら机の上に

置いてあるクラッチ版が目に入り、この部品のことを

書いています。

下のクラッチディスク3枚はBMWのR1100とR1150の

オートバイと、4輪車のダイハツハイゼットトラック

物です。



それぞれの車種分かります?


070117-02.jpg


BMWのRシリーズはオートバイに多い湿式多板クラッチ

ではなく、4輪のマニュアルミッション車のほとんどが

採用する、乾式単板クラッチです。

「BMWのクラッチはシビアで扱いにくい」と心配する方も

いるようですが、私は他のオートバイと比べて『違う』

だけだと思います。

4輪車とほとんど同じ構造で(押し方は違う)足で操作する

4輪車より手で操作するバイクのほうが本来微妙な操作が

出来、扱いやすいはずです。


クラッチレバーを握りこんで、完全にエンジンとミッション

が、動力的に分離される乾式単板は、複数のクラッチ板の

間にオイルが入り、クラッチレバーを握っても

引きずられて回ることが多い(オイルが冷えている

ときは特に)湿式に比べて停止時ギアが入りにくいことが

ありますが、ギアの山と山が、うまくかみ合わず

少しギアを回してあげれば、すぐに入ります。


上のことを知っていれば理解できるとともに対応も出来る

はずです。







070117-03.jpg

(R1150RTのミッションです)


湿式はクラッチを十分握ってギアを入れてもショックが

有る時が多いですね。

ミッションのギアが回っているからです。

R1150シリーズとR1100ではクラッチディスクの

径が変わっています。


写真一番上の一番大きな物がR1100用のディスクで

次が4輪のダイハツハイゼットトラックのものです。

一番下はR1150用ですが、1150になって大きさは

小さくなったんです。


摩擦でバイクを走らせるための部品ですが、小さくしても

強い圧力で押さえればある程度のレベルまでは、たくさんの

摩擦を発生できますが、代償にクラッチを操作する力が

必要になり現実的ではありません。

なのにBMWはなぜ小さくしたのでしょう?

クラッチは重くなってません?

雑誌には1150の方が重いと書いてあるのを読んだ覚えが

ありますがたくさんの両車を経験した感想を書かせて

いただくと、平均して考えれば距離を走れば

1150の方が軽いと考えます。


一気に握るとキッチリ調整されていればワイヤーの

1100の方が軽い気がします。

1150は一気にクラッチを切ろうと

速い速度で握りこんだ際にオイルが出て行く

速度の関係か、抵抗があります。

しかし握り始から握り切るまで重さはほぼ一定でゆっくりと

握りこむとすごく軽く感じます。

ワイヤーの1100は鋭く一気に握れます。

逆にゆっくりと握りこんでいくと1100はワイヤーの

フリクションが握り始めの感触をすばやく握ったときとは

違うものにしてしまう気がします。


実際に私たちが今までに経験してきた1100はクラッチの

調整が必要なものも多く、そのようなクラッチは、

ほとんど調整の必要が無い1150に比べると平均して

タッチは悪かったのが実情です。


悪いまま走行すると早期にクラッチすべりの原因になり

分解してクラッチ板を交換したものもたくさんあります。

ただ1100はクラッチ板のトラブルの前に前兆が現れる場合が

多くクラッチレバーに遊びが無くなればご自分で

クラッチレバーの部分でワイヤーを調整するか、

信頼できるメカニックに調整してもらって下さい。


1150では滑り始める前に兆候が現れにくく、私たちの

整備してきた1150の中にも実際に走行して試運転しても

すべりなどの異常が無く、セルモータを取り外して目視して

初めてクラッチ板の磨耗に気がつき交換した車両も

ありました。


本当はほとんど必要な握力に差が無いのかもしれませんが、

これはディスクから考えると小さくなって圧力を

上げているのにほとんど差が無いのはやはりオイルの

おかげだと思います。

しかし、トラブルに関してはワイヤーの方が少なく感じる

のが本音で、1150のクラッチはクラッチ板以外の部品

点数が増えて、決して安価でないのが気になります。




コレはR1150RT平成15年式のクラッチの修理風景です。



070117-04.jpg


「クラッチレバーの握り代が変化する。」とのご依頼でした。



分かりにくいですね。拡大しました。

すでに部品が外されていますが見えますか?



070117-05.jpg


クラッチと言ってもクラッチ板ではなく、クラッチオイルを

流す部品のトラブルでした。

レバー側(クラッチマスター)ではなくクラッチ側

(クラッチレリーズ)のトラブルでした。






070117-06.jpg


コレが取り外した時の状態で、クラッチオイルが漏れ出して

泥のようになっています。






070117-07.jpg

使用前使用後、高価な部品です。




下はR1100RTの分解整備時のものですが

クラッチワイヤーからつながるアルミ製のレバーが

見えます。


070117-08.jpg


どれか分からないですか?




コレでどうです?


070117-09.jpg





どちらが良い、悪いではなく、どちらが貴方に合うかです。

実際に握って感じてみなくては分かりにくい部分ですが、

私なりに書けるのは、

「クラッチを操作するダイレクト感は、ワイヤー」

「細かくワイヤー調整を出来ない方は、オイル」

ここまでですね。

ここまでにも、あなたが感じたことと違いがあるかも知れま

せんが、ご容赦ください。

実際に私が感じたことです。


070117-10.jpg





さて問題です

上の画像は新しいクラッチレリーズを取り付けた

ミッションを後ろから見たところですが左側から

来ている曲がったホースのように見えるパイプは

クラッチレバーで押されたオイルが送られてくる

のですが、右側に伸びるパイプは何の役目をする

のでしょう?


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クラッチディスクの耐久性は350kg積載できる

トラックと同程度のものが使用されていることを

考えれば、予想がつきますね。

使い方次第でそれこそ........


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