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BMWの部品の丸いヤツ 

ようやく入手できました。

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普段なら、大半の部品は注文すれば一週間で手元に来るのがBMWなのですが、今回注文した上の部品は頻繁に出るであろう部品ゆえ、油断しました。

日本に在庫無し。
バックオーダー


10月28日現在入庫しました。部品番号 0711-9985-070


何に使う部品かと言いますと、ステムベアリング。
ハンドルを切ると軽く動きますが、ステムベアリングのおかげです。
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上下で2個付くのですが、国産車なんかは上下で違う大きさのベアリングを使っていることも有るようですが、BMWは上下同じベアリングを使っている車種が多いようです。

ハンドルを固定している部品(ステムとかミツマタ)の下側に1個。
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   下側にも1個。
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抜いたF650GSのフロントフォーク。
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右横に並べたのはR100GS 訂正K1のフロントフォーク。(10月28日訂正)


ステムベアリングに異常が出ると、どんなことが起こるのかというと?

センタースタンドで車輌を持ち上げて、
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フロントタイヤが地面に接触しているようなら・・・


ジャッキか何かでフロントタイヤを地面から持ち上げ・・・・
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こんな風に浮かします。(これはリアタイヤですがフロンタイヤを浮かせた写真がありません)
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下の動画のようにハンドルが真ん中付近で自分で止まろうとしたら、ベアリングに磨耗があります。


今回は上下のベアリングを交換です。
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幸いステムベアリングを専門に取り扱う業者様で適合のベアリングを入手できたので、今回作業が出来ました。


上側のステム(ミツマタ)とハンドルを取り外した状態。
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真ん中のシャフトにステムが取り付き、ステムにハンドルを固定します。


横から見たところですが、黒いお皿みたいな部品でステムベアリングを押さえています。
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お皿状の部品を取り外すと、ステムベアリング上側も取り外せます。
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「パット見」異常なさそうに見えますね。

上側を外せば、真ん中のシャフト(ステムシャフト)ごと、下側のステムも下方向に抜けます。
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下側のベアリングには赤錆が出ているようです。

下側のベアリングが当たる「コーン」と呼ぶ部品。
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縦にスジが見えますが、こいつが傷んだ部分。


   下側から拡大ね。
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下側のベアリングはステムシャフトから抜かなくてはいけません。
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車輌に装着されているときは、この写真の上下逆です。


で、抜けた「テーパーローラーベアリング」。
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磨耗しているので、リテーナーから外れるほどガタガタ。

先ほどの下側コーンに付着していた、古く酸化したグリースをふき取ってみました。
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爪がはっきり引っかかるほどの磨耗があります。


こちらは上側のコーン。
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グリース切れで磨耗が進んで、細かい傷も見えます。
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結構きつい傷なので、もう一度下の拡大。
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上側のベアリング。
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斜めになっているので、上下でこのタイプのベアリングで挟み込むと、セルフセンタリングで中心にシャフトが固定されやすいです。

それに対して、現在のBMWのミッションに使用されているベアリングは、テーパーではないベアリングです。
初期のR1100RTやRS、GS、RなどのR259シリーズはテーパーローラーベアリングを使用していましたが、異音の発生源になりやすいので写真のテーパーでないボールベアリングに変更になっています。
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左と右は、ミッションオーバーホール用に在庫しているボールベアリング。
真ん中の小さいのは、R1150の油圧クラッチのタイプに使用する小さなベアリング。


これもベアリング?
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どこかで見かけたことありませんか?


納車点検で分解中のR1100RTオパールブルー。
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タペットクリアランス調整もやっときますね。
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先ほどはF650GSのステムベアリングを見ていましたが、テレレバーサスペンションの車輌だと構造が違ってきます。
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BMWのエンブレムの付くアルミの部品がステムですが、この中にベアリングが入っています。
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上側はF650GSのようにテーパーローラーベアリングではありませんが、ベアリングで支持しています。
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下側は、ボールジョイントで支持。
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ステムはフォークを固定しますが、F650GSのステムはフロントフォークのインナーチューブの上側を固定します。
上下2箇所で固定したパイプの下側の一部をフォークのボトムケースが上下する。
レテレレバーは上側は固定され、下側はボトムケース側に下側のステムに相当する部品が付いています。
この部分がブレーキング時にノーズダイブを少なく出来ている要因です。
レバーの比率の変更でノーズダイブするようにも設計可能です。
テレレバーサスペンションの車輌でフロントブレーキを作動させても、ブレーキングによるノーズダイブは起こっていないように感じますが、実際はノーズダイブは発生しています。

「わかりにくいなーーー。この説明。」
この辺りの事は実際に体験してください。


フクチャンの向こうに居る作業着の人は、塗装屋さんです。
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新しいオーナー様からのご注文で、パニアケースとトップケースの蓋を塗装に出します。
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本体から蓋だけ取り外し、エンブレムもはがします。


F650GSはステムベアリングの交換の他に、エンジンオイル、ブレーキオイルを交換してお帰りになりました。
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私たちが販売した車輌は、その辺りは確認し 必要に応じて交換していますが、個人売買やオークションで購入された方の修理依頼もお受けして

います。


ご夫婦でお越しになり、奥様はタンデムシートでお帰りになりました。
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   気持ちの良い秋空。

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木曜日、RTがほぼ完成したので少し試運転でもしましょう。
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整備する前も後も試運転は大切なんです。
「今日はどのコースを走りますかね。」


RTはミラーで後方確認が私が知るバイクの中で、一番優れています。
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   左も。
    もちろん右も。
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高速道路での振動によるビビリも非常に少ないです。

ミラーと下の写真は、大阪府豊能郡豊能町川尻の国道423号線金石橋です。
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ここから妙見山に登ってみます。
ここで標高約300メートル気温は18度、山上は標高560メートル位ありそうなので、気温はここより低いでしょう。
薄着なので少し心配。


ここから妙見山上までは、ワインディングで楽しいのですが、週末や休日はバイク走行禁止です。
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幸い、今日は平日。  車も少ないし安心して走れます。


中腹までまで登ってきました。
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停車中に撮影ですよ。

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遠くは大阪湾、剣尾山方面まで見渡せます。
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写真撮影のついでに、少し確認。
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左側エンジン下のアンダーカウルに穴が開いていますが、ココからエンジンオイルのレベルを確認できます。
クランクケースに・・・・
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こんな窓が付いてます。(表側)
ココにエンジンオイルがどれくらい見えるかで残量が把握できるのですが、この部品は はめ込んであるのでオイルが滲んだり、最悪は抜け落ちたりすることもあるようです。

普段見ることの出来ない「裏側」、エンジンオイルに浸かっている側。
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この窓は、今、私が試運転しているRTの納車点検時に、フクチャンが交換したもので、運転途中ですが、にじみや漏れがないか確認しておきます。

部品の初期不良の心配も無いとは言えず、万が一漏れ出していればタイヤにオイルがかかり、最悪転倒の危険もありますから。
エンジンオイルが窓の下に流れ出て、雫になっているようなら即交換ですが、滲んでいるものも、時折抜け落ちることもあるので早期の交換がお勧めです。
23年10月26日時点での部品購入金額は5040円で割高な気がしますが、命にはかえられません。
(部品番号は 1111-8523-906)



前回ブログ左側の商品車に入れたR1150GSツインスパークですが、これも程度は良さそうです。
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現在オイルレベル窓のにじみはありません。
今回試運転も行いましたが、調子は良いです。
しかし、もしも新しいオーナー様が決まれば、納車点検時に行わなければいけないと考える作業も見つかっています。

テレレバーサスペンションをこのGSで試しませんか? 自分のバイクとして。



妙見山の気温は思ったほど寒くは有りませんでした。
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温度計がないですが、感覚的には15度程度でしょうか。

それにしても駐車場も閑散としています。
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静かで良いとも言いますが・・・

妙見山上の駐車場から、事務所までは時間で15分ほど。
気持ちよいのでもう少し走ることにします。


次は野間の大ケヤキ。
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時間にして1時間少々。
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距離は40キロ行かず。


試運転から帰ると、昨日出したパニアケースとトップケースの塗装が出来上がってきていました。
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本体に組み付けてエンブレムも装着済み。
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