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臭い一日。 なんか「におうね~~?」 

BMW R1150GSアドベンチャーのミッションです。

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今回は故障でミッションを下ろしたのではなくて、オーナー様のご希望でミッションとクラッチの分解加工します。

上のミッションはアドベンチャー用なので、当然6速ミッションなのですが、6速目がR1150GSやRT、RSに比べるとローギアードな設定がなされています。

RTやRSまたはアドベンチャーではないR1150GSの6速ギアを組み込めば高速道路の巡航時にエンジン回転を低く抑えることが出来ます。

ミッションを載せかえるのも方法ですが、素性の分からない中古ミッションを購入して、そのまま使用するのも心配ですから、今回は分解して組み替えます。


この奥にクラッチが組み込まれています。
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クラッチは以前に私達の遊びバイクのGSに加工したクラッチを組み込みます。


       コレに組み込み済みです。
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簡単に言うとR1150シリーズの軽いフライホイールをR1100GSの重いフライホイールに交換しクラッチディスクも1100GSの物を使います。

どんな結果が出るかは、過去に書いたブログで参照下さい。
       ↓
http://elfnoshippo.blog85.fc2.com/blog-entry-1007.html

クラッチ板自身は、1100シリーズ各車の物と1150とを比べると1150のクラッチディスクの方が直径で見て小型化されています。
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小型化されていて同程度以上の駆動力を受け止めるためには、どうしたか?


それは、こいつの厚みを変えてクラッチの圧着圧力を高くしたようです。
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外見上は、1100、1150同じで見た目は変わらないのですが、少し重い気がします。

大きさが同じで重ければ何が違うのか?

厚みが違います。

これはスプリングなので、厚みが違えば、スプリングとしての反発力も違ってきます。
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この「そっくり返った」部分の反発力がバイクを走らせる為の動力をミッションに伝えます。


これが組み付けられた状態です。
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小さなクラッチ板を強く押すために1150には強いスプリングが採用されたようです。
強いスプリングで反発力が1100より強くなったのを補うために、1100Sを除く1100各車で採用されていたクラッチワイヤーを油圧に変更したようでしょう。


でも、1100の大きなクラッチディスクを使うとなると1150とでは、クラッチディスクの入るミッションのこの部分の金属のスプライン(金属の溝)が違うのです。
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インプットシャフトやメンドラ(メインドライブシャフト)なんて名前で呼んでいますが、クラッチレバーを放したときには、エンジンが掛かっていれば、ミッションのシフト位置に関わらずココが回ります。
ニュートラルでも同じです。


ミッションのスプラインが違うなら、当然そこに取り付くクラッチディスクのスプラインも1100と1150とでは違っています。
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   だから、こーーーーなことしたり・・・・
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   こんなことして組み替えています。
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あれーー? 何を説明していたのか分からなくなりましたが、要は・・・・
      何だっけ?

そうだ、思い出した、フライホイールを重くして低速に粘りを出して、クラッチの重さを同時に軽くする。
コレです。

クラッチレリーズに流れるクラッチオイルの流量をクラッチオイルを送るクラッチマスターと受けるクラッチレリーズは純正を使用して流量を増やします。
そうすることで、クラッチの握りが軽くなります。


エンジン側から見たミッション。
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それを上側から見たら、後ろのケースが取り外されてミッションオイルを出しています。
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ケース側の中にもミッションオイルが残ります。
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これね、作業場の入り口の外でやっています。

ミッションオイルは結構臭います。
私はこの臭いは、昔から好きではありません。


こぼれると何時までも臭いし。

「くさい、クサイってわたし、なんもしてへんで」
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これは参考写真ですが、内部に組み込まれているガソリンポンプなどの部品がついています。
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同じく参考写真ですが、すでにガソリンポンプ類一式は取り外されています。
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色は同じですが違うタンク。
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小さなナットを取り外すと、簡単にそれは姿を現すはずです。
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ピンボケごめんなさい。「ピントが来ない」


うわーーー!! 凄いことになってますね~~。
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アルミ色のガソリンポンプとフィルターが、錆か腐ったガソリンでかは分かりませんが色が変わっています。


一式を抜いた後のガソリンタンクの穴。
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ガソリンが残っていますが、少しあふれて一緒に赤い色の塗料も外に流れ出ています。
これはBMWの鉄のガソリンタンクの多くに施されている錆止め塗装です。
これを業者オークションでは、「錆止め加工」なんて書かれますがノーマルで赤いのです。
しかし、これはその錆止め塗装が剥離して剥がれているようです。

しかし、よくよく見るとタンクそのものは赤錆が出ているような形跡は有りません。

先ほど取り出した、ガソリンポンプの付いた一式に錆が出ていたのは、その部分に鉄が使われていて、それに赤錆が山盛り出ていました。
内部を丁寧に洗浄し、再び錆止め塗装を施せば、まだまだ使用できるかもしれません。
まあ、私は使いませんけどね。

こちらはR1100RTですが、R1150RTも含めて樹脂タンクが使用されています。
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張り出して右側シリンダー頂上まで下がったネズミ色のタンクが樹脂製です。
    でかいタンクですね。



どれくらい大きいかと言いますと・・・・


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これはR1200GSアドベンチャーのタンクとR100GSのタンクです。
R100GSのタンクは鉄ですが先ほどと同じ錆止めが施されていますので、ひどく錆びたものは少ないようです。
でも、でかいですね。 R100GSのタンクも25リットル近く入るんですが・・・・


これは、R1150GSのガソリンタンク。
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    きれいな白。


ガソリンキャップ開けると・・・・やっぱりきれい。

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じゃーこれは?

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先ほどの錆びたポンプのガソリンタンクですが、この瞬間に
   とてもとてもきつうーーい臭いが
   「ツーーーン」としてきます。


コレを取り外す段階では、覚悟していましたから、それなりの場所で行いましたが、運悪く作業着や靴に漏れ出たガソリンが付着しました。
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この作業を行った日、何処からともなく香ってくる腐りガソリンの臭いは気分が悪くなるほどでしたが、自宅に帰り着替えても臭う腐りガソリンの威力に呆れて、風呂に入り手をゴシゴシ洗いました。

翌日のこのブログを書きながら、なぜかまだ臭っているのは、朝寝過ごして慌てて昨日の作業着を着てきてしまったからです。
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    明日は着替えてこよう。
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タンク中の細いホースも、劣化して「パリパリ」。
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一部黒く見えるのがガソリンが少なくなった時に点く、警告灯のセンサーを動かすフロート。
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フロートが上がり下がりする、ここの抵抗値が変わます。
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「くさいとこ、おったら 鼻わるなりそうーやから山でもいって、ねずみさがしてこおーっと」

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