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3気筒? 

まだ1月、暖かい雨は ちょっと違う気がするのですが・・・・

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ぼちぼち「こいつら」が活動し始めるかも?

昨年2015年は1月29日が、大阪府豊能郡豊能町切畑地区でのフクロウ初鳴き確認日でした。


「ほー。  ほー ほ ほーー」


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29日は朝から雨模様。

この方向には、箕面の山が裏側から見えるのですが、今日は雲に隠れて山自体が隠れてます。
(山に裏も表も無い気もしますが、私は大阪市内で育ち、ずっと反対側から見てきたので、今住んでいる豊能町を勝手に箕面の裏と言って説明しています。)




シリンダーヘッドガスケット。

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3つ大きな○があるので、3気筒のガスケット?

実は1枚づつを 3枚並べて写しました。

真ん中は正常、左右は異常。 違いは?



BMW R1200シリーズ各車種やR1150GSやR100GS R100RS等はボクサーツインと呼ばれ、1気筒づつが左右についています。

なのでヘッドガスケットは2枚必要です。


下の写真はベンツの5気筒ディーゼルエンジンのシリンダーヘッドを取り外した状態です

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このエンジンは燃料の軽油が噴射ポンプからエンジンオイルに混ざり、高温になって軽油だけが気化し、ブローバイガスとしてインテークマニホールドに供給されました。

どんな事が起こるか想像できますか??

ガソリンエンジンは、ガソリンと空気の混ざり合った気体を圧縮し高圧になった所へ点火プラグで火を着けています。

ディーゼルエンジンには点火プラグは無く、ガソリンエンジンより高圧に空気のみ圧縮された所へ軽油を噴射します。
噴射された軽油は高圧高温の空気で着火し爆発するので、噴射タイミングがガソリンエンジンの点火時期に相当します。


通常のディーゼルエンジンはエンジンキーをOFFにすることで、燃料の軽油を噴射ポンプへ供給をストップします。

通常と違うルートで燃料が供給されると、エンジンキーをOFFに回しても、正規のルートの軽油は噴射ポンプ側から止まっても、エンジン内のオイルパンに入った軽油が高温のエンジンオイルと混ざり、軽油のみが気化しブローバイガスとして供給され、どんどんエンジン回転が上がってオーバーレブ(回り過ぎ)して、バルブサージングが発生。

バルブが折れました。

それでも少し回転が下がった状態で回り続けるエンジンを止めるにはどうしたらいいでしょうね

たしかエアクリーナーから入る空気を手でふさいでようやくエンジンは停止しました。

通常は燃料と空気の混合気体をディーゼルエンジンで圧縮していくと、早期に自然着火するので、強烈な「ノック音」がしてエンジンは上手く回らないか、破損します。

上のエンジン破損の際は、たまたま色々の条件が重なり上手く回ることが出来すぎたのでしょうね。


この時ベンツC クラスのオーナー様は・ ・ ・ ・ 

「アクセルを踏まなくても勝手に加速してドンドン走る」

そんな風におっしゃっていました。


私としては信じられなかったのですが、実際に目の前でなったときは・・・・・

「びっくりしました」。

この時は、日本に部品が無くて困りましたが、最終的にはオーナー様へお返しできました。


上側に5気筒分のヘッドガスケットが一枚に繋がって写っています。


過去参考
  ↓
ベンツ、オペル、ボルボの緊急事態とBMWの回避措置
http://elfnoshippo.blog85.fc2.com/blog-entry-1194.html




こちらは?

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横置きの4気筒。
オペルのティグラ。 

今思えば可愛い車でしたが、この写真を撮影した当時は故障が多くて整備性も悪く、とても嫌いな車でした。

趣味で今乗るなら面白いかなとも思います。


この時は、カムシャフトを回すタイミングベルトが切れてバルブがピストンと干渉し、ピストン側に穴が開いてしまいました。

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タイミングベルトが切れた原因は、タイミングベルトにテンションを掛けているテンショナーベアリングが焼き付き、回らなくなりベルトが加熱焼き切れました。
タイミングベルトが切れて、バルブがピストンに干渉しても、バルブが曲がるだけで済んでくれれば、まだ救われますがピストンが逝ってしまうと、出費もかなりになることは容易に想像できます、

結局この時は中古のエンジンを載せ変えてティグラ君は復活しました。

実はこの時は干渉して折れたバルブが、ヘッドとピストンに挟まれてピストンに穴が開いていました。

「なぜ分かるかって?」

『開けた時刺さってましたから』




ピストンに穴が開くことがあれば、バルブに穴が開くことも。

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確かこれは1150のエンジンだったと記憶していますが、排気バルブの一部が溶けてます。

上二つの小さいバルブが、排気バルブで大きい下の二つは吸入バルブですが、燃焼室側から見ています。

「真ん中の穴は??」




『プラグ穴です』



こちらは正常なシリンダーヘッド。

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上の写真の面としたの写真の面とを合わせて組み付けます。
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シリンダーヘッド、シリンダー共に金属の中では比較的柔らかい「アルミ」で出来ていますが、アルミとアルミを面で合わせると、燃焼したときの圧力が漏れたり、潤滑のためにまわしているエンジンオイルも漏れ出すことでしょう。

「ウエス」が入れてありますね。 チェーンが通る場所です。


そこで登場するのはシリンダーヘッドガスケット。

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これは4バルブボクサーエンジンのヘッドガスケットですが、左右で2枚です。



こちらは最初にお見せした、2バルブボクサーエンジンのヘッドガスケット。

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赤丸で囲った部分が不良箇所で、上に重ねているのは同じ使用後のガスケットですが違うでしょう?

最初の3枚のガスケットのうち、左右の2枚は同じ部分が擦れてめくれていました。


原因は?




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赤丸部分、分かります?

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ヘッドガスケットに開いた穴と、アルミシリンダーに開いた穴とが少しずれています。

原因はヘッドガスケットが裏表で逆に入ってました。


こちらは正常に入れた状態。

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燃焼室付近はきちんとカバーできるので、走行に問題は無さそうですが良くない事も起こります。

先ほどヘッドガスケットが何かに当たって擦れた痕跡がありましたが・ ・ ・ ・


ここに何が当たるかと言うと・・・・・



プッシュロッド。

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下から「リフター」「プッシュロッドチューブの中を通るプッシュロッド」

下のリフターのさらに下側には「カムシャフト」が回ってリフターを押し上げてきます。


「カムシャフト」「リフター」「プッシュロッド」と伝わった力は・・・・

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左の塊の、バルブロッカーを介してバルブを作動させます。

片側シリンダーに吸入バルブが1個、排気バルブが1個。
したがってプッシュロッドも簡単に2本。

車種によっては、1本のプッシュロッドで2個の排気バルブ、もう一本のプッシュロッドで吸入バルブ2個を作動させる4バルブも有ったと記憶しています。

この写真は参考に見てください。
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(上下さかさまに置いています)
リフターを確認した際に、もし上の写真の右側リフターのようにカムに接触する部分が傷んでいたら、必ず相手のカム側も確認をお願いします。

余談ですが、左のリフターの当たり面に円く模様が出来ている理由がお分かりでしょうか・・・・・



左側はピストンの入ったシリンダーを上から見ています。
右側に少し見えているのは、ヘッドの燃焼室側。

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上の写真の面に下の写真の面を合わせます。
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(組み付け前にはカーボンは除去します。)
先ほどはチェーンが通る場所に「ウエス」が入れてありましたが、こちらには在りません

チェーンは付かないですね。

代わりをするのがプッシュロッドで、チェーンもプッシュロッドも、排気バルブと吸入バルブを動かす為の部品です。

ちなみに先ほど切れてエンジンが大破したオペルティグラのタイミングベルトもチェーンをコグベルトに置き換えたもので、同じ役目をしています。




この写真はベンツの140シリーズ当時最上級のS600Lの12気筒です。

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赤丸の部分にインテークマニホールドが付くのですが、その部分のガスケットから空気を吸ってのエンジン不調が当時多発していました。(相手側に当たり面の歪が主な原因でした)
インテークマニのガスケットとヘッドガスケットは6気筒分のシリンダーが左右にV(ブイ)字形に配置されているので、6気筒分のガスケットがそれぞれ2枚です。

この時代はタイミングベルトが主流でしたが、耐久性に問題が有ると考えたのか、ベンツ社は特殊なほんの一部エンジンを除きカムシャフトは金属チェーンでまわしていました。

通常タイミングベルトは走行10万キロ程度が交換サイクルとなっているようですが、金属のタイミングチェーンは10万キロで交換することはありません。

イロイロな条件で金属チェーンも伸びるので、許容限度を超えれば交換しなくてはいけませんが、通常めったなことでは交換しません。



プッシュロッド。

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こちらもタイミングベルトほど、弱いものではありませんが、上下端のロッカーアームやリフターに接触している場所は、磨耗が発生します。

ロッド自身が曲がる(反る)事もあるので、永久に使えるものではありません。

このヘッドガスケットが裏表逆に入っていた車両のプッシュロッドも、ヘッドガスケットに接触していた部分が磨耗していたので、ヘッドガスケット、プッシュロッド共に新品交換になりました。


部品詳細へ
  ↓
ステムベアリングはテレレバーサスペンションを採用していない2バルブでは、比較的悪くなりやすい部品です。

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ベアリングを交換する際には、ベアリングの相手側のベアリングレースも必ずセットで交換してください。

2バルブ各車種とF650等も共通の部品です。



曲がっていますよね?(笑)
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カメラレンズの歪です。



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先のリフターに「丸いワッカ」が出来ていたのは、カムとリフターの当たり面がオフセットされていて、カムがリフターを回しているからです

リフターが回ればプッシュロッドも回るのはお分かりだと思いますが、逆に回らないとリフター、プッシュロッド共に、同じ場所に同じ方向に力が掛かり続けるので、磨耗や変形が一気に進むようです。


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今朝の最低気温は3.9度。


現在午後4時30分 気温はプラス5.3度 湿度98パーセント! 天気は雨。 

おそらく下から見たら、雲の中なでしょうね。

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『あーーーぁ たいくつやわー』
ゆっくり散歩に行けない事を知っているコハクとイブキは、私が横に行っても面白くなさそう。




こんなに暖かだと、近くに住む「フクロウ」・・・・

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ハート気分で囁き始めます。



『いやーーんっ!!』

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以前に保護したフクロウを動物病院へ連れて行ったら、看護婦さんにしがみついてました。


今回の写真の一部は以前に使用した物を再利用しています。







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