| elf |

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

BMWの古いタイヤ 

ここには、使い古したり、寿命半ばで廃棄されたタイヤが
積んであります。

01-070920.jpg

今日、何気なく見ていて面白かったので写真に写してみました。

「この写真のどこが面白いかって?」
「まあ見てください。」


アップにしてみると、結構ミゾの残ったタイヤもありますね。

02-070920.jpg

車輌が入庫した時点で、点検して自分達が乗るバイクと同じレベルで
整備しているので、ミゾは残っていても大きなパンク修理の痕跡が
有ったり、トレッドにひび割れがあったりしたら、交換しています。


その中で異色な使用済みタイヤが目に止まりました。

メッツラー・ツアランス BMW R1150GSアドベンチャーに
付いていたものです。
ここまで使ったユーザーは、さぞかし元をとった事でしょう。

03-070920.jpg

ユーザーとは私たちの古くからの友人ですが、本人の名誉のために
書きますが、決してスリックタイヤが好きな訳ではありません。
たまたま交換の時期とタイミングを逃して、しばらく走って
しまったのです。


重量を測ってみましょう。

04-070920.jpg

約4キログラムですね。


新品交換の際に測定した重量と比較してみますと・・・

05-070920.jpg

1キロほど軽くなっています。
タイヤの銘柄が違うのでキッチリとした比較にはなりませんが
1キロほどのゴムを削ってきたことになります。

このタイヤが時速100kmで走れば1分間に何回、回転するか
考えたことあります?

06-070920.jpg

07-070920.jpg

直径が約60センチで考えると、100キロ先まで走るのに53078回転し、
1分間に884回転、1秒間に14.7回転します。
これだけの回転数だとタイヤ自身にかかる遠心力も相当なものです。

後輪タイヤ重量が約5kg、重心が半径30センチとして時速100kmで
「約1314キログラム、すなわち1.3トン」です。

GSのタイヤは時速100Kmで走るときには、約1,3トンの力で
広がろうとするんです。
タイヤ1本で自動車が吊り上げられる計算です。
細かく考えるとリムとの摩擦もあるのでビード(タイヤの耳)部分に
1,3トンかかる訳ではないかも知れませんが

かなりの力がかかることは確かです。

もし時速200kmなんて?・・考えたくもないですね。 
2.6トンではないですよ。



ちなみにフロントはこんな感じでした。

08-070920.jpg

RTなどはフロントタイヤがよく減りますが、アドベンチャーは
リアから減るのでしょうか?
ユーザーの使い方にもよりますが、この友人はリアブレーキ中心の
ブレーキングと山道でのアクセルワークの関係でリアタイヤが先に
磨耗したようです。


新品タイヤを組んだR1150GSアドベンチャーです。

09-070920.jpg

やはりツルツルタイヤよりかっこいいですね。


話は変わりますがR1100GSやR1150GSのホイールは
スポークホイールですね。

10-070920.jpg


通常のスポークホイールのタイヤはチューブタイプですよね。
しかしBMWのR1100GSやR1150GSのクロススポークの
ホイールはチューブレスタイプのタイヤです。

あえて言えばチューブレスを使いたい為にクロススポークを
開発したのでしょう。


こちらはBMW R850Rのキャストホイールですが
もちろんチューブレスタイヤ対応です。

11-070920.jpg

ホイールの内側から見てもスポークなどの穴は無く
エアバルブの穴が見えるだけです。

通常のスポークホイールだとスポークの穴からエアーが
もれるのでチューブが必要です。


しかし例外もあります。

12-070920.jpg

13-070920.jpg

これはトライアル車ですが、特殊なリムバンドでエアーの漏れるのを
防いで低圧タイヤながらチューブレスを可能にしています。
この方法以外にもリムのセンターにリブ(盛り上がり)を出して
スポークを固定している車種もあります。

こちらはBMW R80G/Sのチューブタイプのリムですが
ごく普通のリムです。

14-070920.jpg




こちらはホンダ ハンターカブの鉄リム

15-070920.jpg




新品タイヤで現在は快調なペースで走っている
友人のアドベンチャーです。

16-070920.jpg


もしあなたがバイクにお乗りならツーリングに出かける前には
タイヤの空気圧と傷の有無ぐらいは点検しましょう。