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グリップヒーターって、ホカホカ熱々缶コーヒーみたい。 

「うーーー さっむーー」
「素手は寒いなー」

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近所からの訪問ですが、ナックルガード付きとはいえ
最近めっきり気温の下がりだした、大阪北部の豊能町では
キツイようです。


「おっ!  モッチャンいい所にいてるな」
『ここまでおいでよ、お日様があたってポカポカだよ。』
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猫や犬は教えなくても、夏は涼しいところ、寒いときには暖かな所を
探してそこで過ごします。


モッチャンに触れると、ふわふわのポカポカ。
モッチャンも  
『あーーー ええきもちやわーーー』
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ここの塀の上は、朝から太陽が暖めているので
昼前には「ぬくぬく」になっています。
『なぜてくれるんかー? なぜるよりも、わきの下かいてくれるか?』
『そこそこ きもちええわー』


モッチャンがそんなことを言ったかどうかは分かりませんが
試運転の時にも夏場のように作業着にヘルメットだけでは
寒くて走れなくなってきました。


ちょっとF650CSの試運転です。
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このF650CSにはグリップヒーターが付いています。
グローブ無しでも少しの距離なら大丈夫だし、グリップヒーターの
テストもできます。


『わたしは、どこにすわろうかな?』
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お見送りの後は、みんながいる場所に戻り、最近は暖かの場所を
探す季節です。
『ここにいてもいいですか? フクちゃん?』
「あかん あかん! どけよ! おまえのお尻大きいねんから!」


フクちゃんにダメと言われて事務所に移動です。
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ゴールデンレトリバーはふわふわの毛がたくさん密生していて
抱きしめるととても暖かそうでしょう?
でも本当は、とてもよい毛皮なので体温が外に逃げません。
したがって抱きしめると冷たいです。
唯一おなか側はそんなに毛が密生していないので暖かいです。 


しかし、グリップヒーターはどれくらい効果があるのでしょうか?
店長エルフのお腹に比べて暖かなのでしょうか?
答えを私は知っています。

エルフのお腹よりもはるかに暖かです。
「真冬に凍えた手で、握るホットコーヒーの暖かさ」
私はこの表現がグリップヒーターの暖かさの表現にぴったりだと
思います。
一度使った人なら、ほとんどの方が手放せなくなると言うほどの
効果です。

ではどれくらいの温度まで暖めてくれるのでしょうか?

テストしてみることにしました。
テストに使用したのは平成14年式のBMW R1150GS
アドベンチャーで、以前に油温の測定にも使用させていただいた
友人のBMWです。

天候は晴れ 気温摂氏19度。
作業場で体を動かしていると、少し暑いが事務所で窓を開けていると
寒くなります。
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エンジンを始動し空油冷エンジンのために
送風機で前方から風を当てて実験しました。
走行しての実験では無いことをご了承ください。


まずは温度センサーを左グリップに固定し、グリップヒーターの
スイッチを「入れずに」握り続けました。
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5分ほど握り続けると、私の体温で温度計は25度付近まで
上昇しましたが一度手を離すとすぐに21度まで下がってしまいます。
ヒーターを点けづに冬場長時間走行すれば、グリップの温度は
更に下がるでしょう。
手の温度が下がれば、グリップのお温度も下がるはずです。

もちろん、この時期なので握って冷たく感じるほどではありませんが
暖かくは有りません。


グリップヒーターのスイッチは2段階です。
ハイ、ロー、確か 100パーセント 50パーセントだったと
覚えています。
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まずはハイでテストです。
スイッチの点マーク2個でハイ。


スイッチオンから2分ほどで36度です。
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この時点で皮の薄手のグローブですがはっきりと暖かさが
感じられます。


そして通電後、約5分で52度まで上昇しました。
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まだ上昇する可能性はありますが、握り続ける左手が、熱くて
我慢できなくなります。
このまま無理に握り続ければ、低温やけど も十分起こる温度ですね。

走行中にはクラッチ操作や、ブレーキ操作で握りかえることも
多いので温度を下げることは可能ですが、高速道路や夜間の
国道などで淡々と走り続ければ必ずスイッチはローにしたくなるのでは
ないでしょうか?

実際には人により、手の温かな人、冷たい人と個人差があり
使用状態は千差万別ですが、私は真冬の氷点下からのスタートでも
15分ほどハイで走りその後はローで走ります。
その後はスイッチを入れたり切ったりを手と相談しながら
繰り返しています。
私は真冬でもスイッチは入ったままにはなりません。

しかし知人には夏でも走行中はローでスイッチを入れたままに
している人もいます。
私なら汗をかくくらいに熱くなるので、とても耐えられませんが・・・


次はスイッチをローにして調べて見ます。
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一度、25度までグリップの温度を下げて測定しなおしましたが
スイッチがローの状態で、ハイに比べて温度の上昇が遅く、
44度程度で安定するまでに7分ほどかかりました。

流れる電気の量が少ないので、温度上昇も遅く、安定する温度も
低いようです。



最近でこそ、国産車もグリップヒーターを用意してくれるように
なりましたが、BMWはかなり昔から純正でオプション設定が
ありました。

これはBMW R80G/S のグリップヒーターのスイッチとグリップ。
赤いキルスイッチの左に上下のレバーがスイッチです。
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21年前のGSにもグリップヒーターがありました。
国産車ならロードモデルにグリップヒーターがオプションで
存在してもオフロードモデルには設定が無さそうですが、
BMWはこのころから設定があり、しかも現在も部品調達が可能です。


こちらはR100GS のヒーター無しグリップ。
先ほどのヒーター付とは色が違いますね。
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この100GSにもグリップヒーターを装着のため部品注文中です。


これはR1100GSのグリップヒータのスイッチです。
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左側に縦に3個並んだスイッチの一番下側がグリップヒーターのスイッチです。

こちらはR1150RTのグリップヒーターのスイッチとグリップ。
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セルのスイッチのすぐ下についているのがグリップヒータのスイッチで
グリップはヒーター付、ヒーター無しも外見上は判別は難しいです。
R259シリーズになり先ほどのR1100GSなども
このグリップを採用しています。


そうすると、このグリップはBMWのどの車種でしょうか?
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先ほど出てきたR1100GSやR1150RTなどのグリップが
ハンドル内側寄りが細く、外側には太いタイプと異なり、
グリップが通常の国産車と同じく握りの部分が同じ太さの
ストレートタイプです。


しかし、この車種にも やはりオプションでグリップヒーターが
用意されており装着後はスイッチ、グリップ、ともにこうなります。
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右のスイッチボックスにヒーターのスイッチが付き、
グリップはストレートタイプからR1100GSや
R1150RTなどと同じタイプのグリップに変わります。

握りの太さの違うグリップも、はじめは好き嫌いがあるようですが
慣れるとBMW独特の、握りの細いところと太いところのある
「このグリップ」がとても好きになりますよ。

あなたの手の4本の指が長さが違うように、
グリップの握りが違っても、かえって自然かも知れません。

このグリップの持ち主はBMW F650CSスカバーです。
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Fシリーズには2気筒の800がラインナップされており、最近の情報では
F650GSも2気筒になったようです。

しかし、「シングル、1気筒、単気筒」には独特の良さがあります。
ビッグシングルも残してほしいものです。


「モッチャンあんまりよってこんといてよ」
『そんなけちなこといわんと、ちょっとお腹出せよ』
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仲良く同じソファーでくつろぐこともできます。

モッチャンはグリップヒーターよりもエルフの
お腹ヒーターが好きみたいです。