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BMW乗り比べ 

今日はマフラーの事を書きたくてパソコンの前にいます。
マフラー交換に興味の無い人も、ノーマル一番の私が書くマフラーを
時間があるときに読んでみてください。
R1150R ・・・今回のテスト車両ではありません。

070305-1.jpg

このブログを読んでくださる方の中にはオートバイに乗ったことの
無い人もいるかもしれませんね。
乗ったことの無い人も、アクセルをひねればエンジンの力が
出ることはご存知でしょう?


そして、そのときにエンジンで何が起きているのか?

吸入、圧縮、爆発膨張、排気、この四つの工程が
4サイクルエンジンの基本です。

吸入ーーーいかにたくさんの新鮮な空気を吸い込むか。
圧縮ーーーいかに強く圧縮するか。
爆発膨張ーいかに適切な時期に点火させ、完全に燃やすか。
排気ーーーいかにスムーズかつ完全に掃気させるか。
これらの工程の中の工夫で、最高馬力の高いエンジンを作ったり
燃費の良いエンジンであったり、またはアメリカンタイプに多い
低速回転で力強い特性であったりします。


これらを自動車メーカーは常に考えています。
さらに厄介なのは、排気ガス対策と省資源や騒音問題にも意識を
払わなければならないし、もちろん耐久性も必要です。

これらのことを考えれば、一部分だけを突出させて良くすることは
比較的簡単ですが、ノーマルを超えるバランスの取れたエンジンは、
少々の改造では、なかなか作れるものではありません。



070305-33.jpg


先ほどの最後の工程の排気部分を調整して、エンジンの特性をある程度
変化させることが出来ますが、エンジンの全域トルクアップや最高馬力
アップを考えて排気を調整します。
音をチューニングしたい人も、馬力を下げたい人は少なく、ほとんどは
馬力向上を望んでいます。
ココロのどこかに良い音イコール高馬力。
静かな音イコール馬力の無いエンジン。
こんなイメージがあるのかもしれません。
当の私もそうです。

ここで言う調整とは、ご存知のマフラー交換です。

私はノーマルが一番好きです。
これから書くマフラーのお話も、総合的にノーマルが一番だと思って
いる私が書いていることを踏まえて読んでみてください。




先週の土曜日に、ある友人のBMWに試乗する機会を頂きました。

070305-3.jpg

エンジンの中から排気ガスが出てくる部分(エキゾーストマニホールド)
からBMWの後ろに排気ガスを逃がす、サイレンサー(マフラー)まで
すべてチタンでオーダーメードのワンオフ品を付けた興味あるBMW
です。
チタン?・・・・良いチタン使ってます。

まずは外見から、一目見て驚くほど力強いエキゾーストマニホールド、
出口から太いんです。
エンジンの排気出口が縦長の長方形なのですが、これが絶妙な作りで
丸い太いパイプに流れ、私の手首ほどの太さで下に回り込んで
ミッション左後方で左右シリンダー分が合流して、想像していたより
細いサイレンサーにつながり、これも意外なほど細いエンドにつながります。
前から後ろまで左右含めて、6個のパイプに分かれますが つなぎ目は、
ノーマルのバンドで締めるタイプではなくつないだ後、スプリングで
引っ張り固定しています。
このままサーキットに持ち込んで、ゼッケンプレートをつけて走っても
似合う姿です。
戦闘機、イージス艦、F1、など機能を追及した美しさがありますが
それらに近い美しさがあります。



070305-44.jpg

   話の中のマフラーではありませんが、こんなマフラーもあります。



乗せていただいた時点で、エンジンは油音も上がりミッションやデフ
各ベアリング類も温まった状態で乗せていただきました。

エンジンを始動しますが、インジェクションのおかげでセル一発始動
この時点で始動直後感じたのは振動が減っています。
排気音は、サイレンサーが細身なので、かなりの爆音を予想していました
が、ノーマルに比べればかなり大きな音、しかし低音なので 甲高い音
よりは、歯切れのよさも手伝って耳に優しく感じます。
少しエンジン回転を上げてみます。
アクセルの付きも少し良いかな?音の印象はアイドリングと同じです。
もちろんそれなりに大きくなりますが、急にバリバリいったり音質が
変わることもありません。

走ってみます。
ほんの少しアクセルを開けてクラッチミート。
スルスルと走り出し、アクセルを微小に開けて加速、即2速に
入れます。
微小加速。
この時、すでに違います。
想像している音より静かでトルクが沸いてきます。
ほんの少しのアクセルオンで違うんです。
この時私は「エッ???????」こんな気持ちです。

スタートして下り坂、ご近所にも住宅がありますが気にしなくてはならない
ほどの音ではありません。

下まで降りて府道で直線、スタートです。
気持ちよく加速していきます。
ノーマル比で2割、いや3割速く感じます。
マフラー変えて速い気がしていても、実際は音だけで 遅くなった経験も
あるので、音の効果もあるかもしれませんが、かなり心地よい
加速です。

シフトアップでフロントホイールが持ち上がります。
フロント抑えてシフトしても跳ねます。

私はタコメーターを見ずに加速し、エンジンと相談しながらシフトを
しますが このマフラーとエンジンはエンジンの許容回転数一杯まで
気持ちよく加速しました。
ノーマルマフラー時はレッドゾーンの手前1000rpmでシフトして
いましたが、はるかに越える回転数まで「気持ちよく伸びました。」

もう一つ速さで感心したのは、エンジン回転を4000rpm以上にして
回転を保ち、一気に全開にしたときのエンジンの吹き上がり方、
加速の仕方です。
ノーマルマフラーでは「ブゥワーーー」なのが
このマフラーは「ガッーーーーーーーーーー」です。
わからない? ・・・そうですね。
昔乗っていたXR600のノーマルキャブから、FCRの加速ポンプ
つきに変えたような違いが有り、今までに色々なマフラーのついた
BMWに乗りましたが、「こんなん初めて」です。
アクセルが開いた瞬間に大量の空気がガソリンと混ざり、それまでの
何倍もの 排気がマニホールドに出て行くのですが、この時、
私の手首ほどもある 太さのマニが大量の高温高圧の
ガスを一気に飲み込んで、スムーズにサイレンサーに
流していくさまが想像でき、こんな太いエキマニのBMWには
初めて乗り そして始めてのフィーリングなので、
その辺りが大きく関係しているのかもしれないと考えていますが
製作者にお聞きしたいところです。


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最高回転まで気持ちよく回るエンジンになっていますが
私がこれを書こうと思ったのは、この部分以外が犠牲になるどころか
同じような割合ですべての回転数でトルクアップしていることで、
上を出すために下や中を犠牲にすることなくマジックのようです。


実際の使用でのアクセル開度は、このクラスになると半分以下が
普通です。
そのような状況でのトルクの出方は特質に値します。
時速60キロ5速、70キロ6速そんな使い方が多いかもしれませんね
アクセルは五分の一開いてるかな?
そんな時のフィーリングが私が今まで経験したことの無い
強烈な印象です。
「グイグイ前に行きます。」
このときの音が最高にボクサーらしくて感心しました。
エンジン回転で言えば・・・・・ごめんなさい。見てません。
とにかく、月並みな言葉ですが分厚いトルク。

巡航しているときにアクセルを「戻し気味、戻し気味」に
しなくては、いけないほどにグイグイ押し出します。
この部分でノーマルマフラーに勝てるマフラーが有りそうで、あまり
無いのが現実です。
これには理由も有り、抜け(排気効率)の良いマフラーに交換すると
ガソリンと空気の混合比が変わり、アクセル全開時には感じにくくても
少しのアクセル開度では、感じやすく気になることもあります。
キャブレターならジェット類を交換したり調整も比較的簡単ですが
今回のようにインジェクション(燃料噴射)システムを持つバイクには
難しい問題になります。
そんな意識もあったので、燃料噴射をコントロールするコンピューターが
ノーマルのままでこれほどの効果があるのには驚きでした。
このバイク用に手間をかけてデーターを取りながら、きっちりと作れば
こんな品物が出来るのですね。
依頼者であるオーナー様と製作者の意思疎通も上手く行きそれが
しっかりと反映されたマフラーです。

トルクの出方から想像して、5速ミッションのR1100の
各車にもマッチしそうな気がします。
「アッ!私の愛車もR1100Rロードスターだった。」
作ってみたくなる乗り味でした。




ここで第一問    製作者の意思とは?

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070305-5.jpg





070305-4.jpg


この翌日の日曜日に、お客さまが、やはりBMWでお越しになり、
「少し気になるところがあるので試乗して欲しい」
とのことで、こちらのBMWには有名メーカー製の
排気システムが前から後ろまで付いていたので、
昨日のオーダーマフラーとの比較も興味があり、
スタッフ二人で試乗しました。

お客様が気にしておられたのも正に前出の巡航している時のトルク感の
部分で、高速巡航時「何か物足りない」と、感じていたそうです。
一定速度で走行中のトルク感が少なく、オーバーに書くと、アクセルを
少しあけては戻し、少し開けては戻し、みたいな感じです。
「くれぐれも、オーバーに書けばですよ。」

私が乗った感じでは、ノーマルに比べるとやはり振動が減り中速回転
までの 全開時のレスポンスが凄く良く、コントロールしやすいパワーの
出方です。
ノーマルに比べると上まで気持ちよく回ります。
測定すれば「アクセル全開で、全回転域で」ノーマルよりパワーも
出てそうです。
関係ない話ですが、凄くサスペンションが良く、安心してアクセルを
開けることが出来ました。

音はアイドリングは前出のオーダー品に比べると少し音質が高く
そして静かです。
ただしアクセルを開けると高音域が通るので、全開加速時はオーダー品
の方が静かです。
どちらが良い音かは、判断の分かれるとことです。

このメーカー製のマフラーはデザインもノーマルのパイプの曲線を
模して製作してあるので、洗練されていて、BMWをあまり
ご存じない人に
「これはノーマルです。」
なんて言えば、通るかもしれないくらいです。

サイレンサー(マフラー)部分も大きく太く迫力があり、見るものに
説得力があります。

オーダー品、有名メーカー製、共に印象的だったのはスムーズに
吹き上がるせいか 加速時の振動が少ない気がします。
これは軽量な素材で製作されている影響かもしれません。

070305-6.jpg

今回二日間で2本のタイプの違うマフラーに乗ることが出来、勉強に
なりました。
同じ年式、同じツインスパークエンジン(完全に同じではありません)
ほぼ同じ走行距離、まあ日時は違いましたが、はっきりと違いが有り
面白いくらいでした。

今回、このブログを書くにあたりご協力いただいた皆様、
ありがとうございました。



ここで問題です。
私の手首の直径は何cmでしょう?

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平成13年BMW R1150GS限定車♪