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新しくするべき物 

昨日大阪府寝屋川市の近畿運輸局大阪運輸支局に
バイクの登録に出かけました。
そこで見た光景は・・・・?

01-100116.jpg

「あれ? 変わってる。」
そうなんです。
庁舎が新しい建物に変わっていました。
建て替え中なのは知っていましたが、今までは
入って左側だったのが、人の流れが右側に変わり
以前を知るものには、違う支局に来たような
錯覚を覚えます。
02-100116.jpg
以前の建物は取り壊し中。


中はガラスが多用された建物で、明るくていい雰囲気。
03-100116.jpg


04-100116.jpg

片隅にはユーザー車検を受けに来た方のための
スペースも用意されていて、奥のテレビでは
手順を説明したビデオが流れています。

そのスペースの横には、使い古された自動車の部品などが
展示されていて、「自動車の整備はこんなに難しい」のだと
言いたそうです。


その中にミッションと繋がったエンジンがカットされて
中が見える状態で展示されています。
05-100116.jpg

ニッサンのL20か24か確認しませんでしたが、
ミッション車でインジェクションでした。

大きなミッションにはミッション内部のギアが見えます。

大きな分厚いギアとギアの隙間に薄いギアが見えますが
この周辺の構造をシンクロナイザー機構と言います。
06-100116.jpg

何する物かと言うと、通常バイクには無い構造で
マニュアルミッションのシフトアップ、又はシフトダウンを
スムーズにギア鳴り無く出来るように、ギアとギアの
回転数を同調さすための、クラッチのような物です。
シンクロナイザー機構はシンクロナイザーハブ、
シンクロナイザーリング、シンクロナイザーキー、
キースプリングなどの部品で構成されていて、見えていた
薄いギアに見えたのは、シンクロナイザーリングです。

ミッション車でニュートラルにして、
クラッチペダルを離しておき、エンジン回転を
空ぶかしで3000RPM程度まで上げたまま、クラッチペダルを
踏み込んだ瞬間にギアを入れようとすると、瞬間硬くて入りません。
これはシンクロが働いて、エンジンで回転の上がったギアを
止まっている、相手側のギアの回転に合わそうとして
シンクロが働いているからです。

2個のギアの回転数が、同じになってから
ギアが入るのギア鳴りが起こらないのです。

同じことを、バックギアで行うとどうでしょう?
ギア鳴りしますよ。
バックギアには通常、シンクロは付いていません。


そこからエンジン側に行くと、クラッチが見えます。
07-100116.jpg

クラッチの構造は、国産のバイクはこの方式ではありません。
乾式単板クラッチですが、BMWのRシリーズはこの方式に
近い構造を採用しています。
08-100116.jpg

しかし実を言いますと、この写真にはクラッチ板が写っていません。
クラッチカバー(プレッシャープレート)などと呼ぶ部品と
レリーズベアリングが写っています。
BMWのバイクはこの部部の構造が違い、ベアリングで
押すこの写真と違い、棒で押しています。
クラッチディスクを挟む構造も違いますが
ここでは写真が無いので省略。



ここからは心臓の弱い乾式単板クラッチのオーナーの方は
見ないで下さい。

まあそれは冗談ですが、こんなことも在ったと
報告です。
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R1150GSアドベンチャーですが、シートレールが
跳ね上がっています。

クラッチ板の交換をしていますが、今回の作業は
顔がひきつりました。

取り外したミッションの前のエンジン側には、見たことの無い光景です。
「ちぎれてるやん」
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「なんでー」
クラッチが滑って、坂を登らなくなっての
引取りでしたが・・・・

エンジン側に付いているクラッチ部分を取り外してみます。
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緩めると、クラッチの「かす」やちぎれた
土台の鉄板がクシャクシャになって出てきます。

取り外した、この中に本来はクラッチ板が入っています。
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今回も確かに入っては居ますが、あまりにも
無残な姿になっています。

残ったエンジン側の下には、クラッチの本来摩擦でバイクを
前に進めるフェーシングと呼ばれる繊維質の破片が落ちています。
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昔はブレーキシューと同じくアスベストが
使われていたようですが、今では安心です。

この中の挟まれた、クラッチ板を出してみます。
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こんなの見たこと有りませんでした。
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4輪でも色々なの見ましたが、
ここまで破損したディスクは初めての経験です。


元の形が分からないので、参考に。
16-100116.jpg

この作業を行う前に、クラッチのすべりとの判断で
クラッチディスクを注文していました。
そして、派手に破損はしていましたが、
クラッチディスクを交換して、組みなおして
試運転をしました。

しかし、直りきっていませんでした。
通常のクラッチの滑りであれば、了解がいただければ
クラッチディスクだけの交換も行います。
正規の作業ではクラッチディスクを挟んでいるカバー2枚も
同時交換です。

しかし問題ないことも多く、大半の場合はクラッチディスクのみの
交換で問題は起こらないようです。

しかし今回は修理後も、クラッチレバーを握り込んで
離していくと、すぐにバイクが動こうとします。
そして、走ると、パワーをかければ滑ります。

原因はディスクを挟んでいる2枚の部品の当り面の
歪だと思います。

結果として部品を追加注文し、再度ミッションを
車体から下ろす作業も必要になりました。

「最初から決められた全部セットで部品を注文しないから
  そんなことになる。」
自分で自分に言いましたが・・・

でも、自分でお支払いする自分のバイクなら少しでも
安く上げたいからね。

このバイクは私のバイクではありませんが、
同じです。

結果として、セットの部品代と余分な作業時間が
必要になってしまいました。
もっとしっかりと状況判断しなくてはいけないのかも知れません。
しかし、そこまで見越して部品の発注しだしたら、
結果として、まだまだ使用できた部品の交換まで
してしまうことになります。

難しいところです。


先の大阪府寝屋川市の大阪運輸支局の屋上には
ソーラー発電が装備されています。
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この時はかんかん照りではないですが
晴れて太陽が出ていました。
18-100116.jpg
その時の発電量が2.4キロワット。
結構な発電量ですね。
お邪魔した、登録のフロアー程度の照明なら十分に
まかなえる量でしょう。

削減できたと思われるCO2の量も出ていました。
でもCO2の8.2キロってどれくらいの体積があるのでしょう。

でも、いつも思うのは そのソーラーシステムを製造する過程では
どの程度のCO2が出ているのでしょう。


古い庁舎も同じでしたが、検査や登録には
印紙が必要です。
重量税も印紙で収めます。

なぜか印紙などの販売所が違う建物になっていて
何箇所か移動しなくてはいけません。
19-100116.jpg

ある程度勝手を知った私たちでさえ、ウロウロするのですから
ユーザー車検などで来た方たちは、もっとウロウロウロウロですよ。

今回のアドベンチャーのクラッチの破損で
ミッションケースも傷んでいました。
20-100116.jpg

しかし、そのまま使用に耐えるとの判断で
何もせずそのまま載せました。

それがお客様にとって、良い選択だったのか
結果として悪い選択になるかは、現在では
判断できません。
今、分かっているのはミッションケースを交換すれば
余分に30万円以上の出費だったと言うことと、後日でも
作業は出来ると言うことです。
21-100116.jpg

でも、めったに起こることでは有りません。
ご安心下さい。

ソーラー発電は、節約意識の啓発には良いのでしょう。

でもガラス張りの明るい庁舎なら、昼間は照明を
落とせそう。






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