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小さな部品ですが、必ず磨耗します。 

先日こんな部品が届きました。
小さいですが大切な部品です。

001-100616.jpg

分解図で見ると、⑨のカーボンブラシセットで、セルモーターに使います。
002-100616.jpg
                      
                   写真クリックで拡大

セルモーターはこんな形をしています。
003-100616.jpg
この黒い筒の中に、手の方向から
これが付いています。
004-100616.jpg
BMWのセルモーターは、マグネットの剥がれや割れで、
トラブルが多いようですが、このパーツの寿命による始動不良も有ります。
その事実をBMWも初めから承知しているから部品で供給しています。


セルモーターはこの写真では、BMWと書いたエンジン上部の
ケースの中に組み込まれています。
005-100616.jpg


エンジンをフレームから取り外した状態で見ます。
006-100616.jpg
左側が車輌前方。

上から見ます。
セルモーターを取り外した状態です。
エンジンの後ろ側に(写真右側)にセルモータの
ギアが駆動するフライホイールのリングギアが見えます。
007-100616.jpg
左が車輌の前方。


こちらはシフトが5速なのでR1100シリーズです。
シフトパターンを書いたステッカーが貼られたシルバーの
カバーの内側にセルモーターが付いています。
008-100616.jpg
お分かりでしょう?  左が車輌前方です。
セルモーターは後方から前方のエンジンに向かって
取り付けられています。

この向きですが・・・・
009-100616.jpg
セルモーターは電気が流れて回るモーターです。
2バルブエンジンのセルモーターと4バルブエンジンのセルモーターは
前向き、後ろ向きで取り付け方が逆です。
だから、回転方向も逆なんです。

エンジンの回転方向は2バルブ、4バルブ、
各エンジン同じなのでセルは2バルブと4バルブでは逆回転です。


4バルブのセルモーターを分解すると、ここまでは
簡単に分解出来るセルと、出来ないセルがあります。。
010-100616.jpg
本当はここまで分解できるとダメなんです
中ほどに、本来ケースに接着剤で貼り付けられて撮影できるはずのない
剥がれたマグネットが写っています。

しかも割れて。


その中でこれが先ほど出てきた「カーボンブラシ」。
011-100616.jpg
写真のカーボンブラシは、8割がた残っています。


カーボンブラシは、バッテリーからの大きな電気を流すために
必要です。
012-100616.jpg
組み込まれた状態のカーボンブラシを
見ていますが、スプリングで押さえ込まれています。

上の写真の筒の中に、これが写真で上方向きに入っています。
013-100616.jpg
写真には写っていませんが、手前の面にカーボンブラシが
接触しています。

カーボンブラシが接触している面は、回転するので、
カーボンブラシは磨耗します。
014-100616.jpg
これはR100GSのカーボンブラシですが、
この磨耗したカーボンブラシが原因で、セルモーターが普通に回ったり、
全然反応が無かったりしました。
015-100616.jpg


新品とも比べておきます。
016-100616.jpg
弱いバッテリーで回すセルモーターの回転速度は
遅くなります。

カーボンブラシの磨耗の原因はスプリングで押さえて
接触しながら回転する事の摩擦と、接触面に電気が流れる際の
熱によるものも有るようです。

出来ればバッテリーは新しい元気の良い物を使用したいです。


これは発電機のイラストですが、やはりカーボンブラシが
組み込まれています。
セルは電気を消費するためのカーボンブラシですが、
発電機のカーボンブラシは作り出した電気が流れます。
017-100616.jpg
                      
                   写真クリックで拡大
発電機はモーターと基本的な構成は、ほぼ同じですが
回す事で電気を作ります
発電機はエンジンが回っていれば、同じように回り続けますが
常に同じように発電しているわけではありません。

バッテリーの電圧が上がり、発電回路に設定された電圧に
達すれば、車両で使用する程度の少しだけの電気を発電します。




020-100616.jpg
R2バルブの発電機、左右のシリンダーの中間のクランク軸と同軸に発電機が
取り付いています。
したがって発電機の回転数はエンジン回転数と同じ



バッテリーが発電機で充電しても、設定電圧まで上がらないほど
悪ければ、発電機はバッテリー電圧を上げようと発電を続けます。

そうなると、バッテリーは熱を持ち、電解液は減りが早くなり
発電機のブラシの磨耗も当然早くなり、発電機自身も
熱を持ちやすくなります。


R259の発電機を前側から。
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R4バルブの発電機はクランクプーリーからベルトで上に移動して回します。
下のクランクプーリーが上の発電機側より大きいので発電機の回転数はエンジンの回転数より多くなります

019-100616.jpg
エンジン右側から見ているので、右側が車体前方でプーリーとベルトがあります。



最近のハイブリッドカーはバッテリーで回す駆動用(走行用)のモーターを
ブレーキ時に発電機として使っています。
意味合いや構造は違いますがセルダイナモと言われる物が
ありました。
4輪の世界では過去形ですが、2輪では現役のようです。

現在の大半の自動車は発電機(ダイナモ)とセルモーターを
備えていますが、エンジン始動のセルモーターと、
走り出してからの発電機を、同じ部品で兼ねていました。


私は4輪の免許を取得し、最初に乗った2サイクルのミニカが
セルダイナモでした。






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